前置き
この話は同僚との雑談の中で生まれたパワーワードを文章に起こしたものであり、現実の組織•団体とは一切関係がありません。もちろん、まさかりなどでもありません。
本題
あるところに芳一という人がおりました。芳一は仕事熱心で、ファシリテートをする際も非常に丁寧な資料を作りMTGを行なっていました。
ある時、芳一は現場のチームごとに抱える課題が様々であり、お互いのチームが相談し合うことで課題が解決できると考えました。そこで芳一は、定期的に各チームが自分たちのチームの進捗や課題を共有し合い、話し合いや改善が行える場を用意しました。
しかし芳一はアジェンダに、MTGの意味を書かなかったのです。
最初は皆がMTGの意味を理解していたため良いMTGでした。しかし、次第に形骸化し、進捗や課題を共有するだけのMTGになっていきました。そうして、改善という意味を見失った、共有だけが行われる形式的なMTGが繰り返される様になって行きました。
このことから芳一は「意味なし芳一」と呼ばれるようになったのです。
解説
定期的に行うものほど形骸化しやすいため、本質的な意味を意識しなければいけない。
これには、MTGの度に冒頭にMTGの意味を話し意識し続ける。
MTG自体を常に改善していくといった方法が有効である。